ＦＡＳ工房

今までの雑話５　（２００３．０６．１２～２００４．０９．０１）
夏のアナタ　（２００４．０９．０１）
　今年もはや１年の半分が過ぎ、もう夏の終わりです。
　今年に入って１回も雑話が更新されていないので、多くの方々から催促を受けています。
　読んで下さっているんですね。
　先日も住宅設計の打ち合わせの折に、建築主の方から言われました。
　車で行った時に、私の車をご覧になって、「この車ですか。どんな車かわかりませんでしたが、
　そう言えば忍者ハットリ君に似てますね。」
　ＨＰを読んでいただいて、ありがたい事です。
　ちょっと気恥ずかしかったですが。
　何を書こうかと考えているうちに、半年余り過ぎてしまった次第です。
　そう言えば、夏なのにいまだ「冬のソナタ」の
　ドラマが好評で、毎週土曜日の夜ＮＨＫで
　再放送されていました。
　最終回の２０話は、高視聴率だったそうです。
　去年でしたか、ＮＨＫのＢＳ放送で放映された
　ものを、家族の友人がビデオに撮り、それを
　借りて、今年の春見ました。
　ドラマの展開が遅く、イライラしながら、バカバカ
　しいと思いながらも見ておりましたが、つい
　引き込まれてしまい、一気に全巻見終えて
　しまいました。
　作者の気まぐれなのか、ドラマで裏切られる事
　が何回もあり、何となく振り回されている感が
　ありましたが、最終回を見終わってなるほどと
　納得もし、涙も流しました。
　ドラマの中で、ヨン様のマフラーがとても印象的でした。
　スタイリストの方か、衣装デザイナーの方がこだわっていた部分ですね。
　セックス、暴力なしのドラマなので、家族と安心して見ていられ、久しぶりにせつない恋の
　思いをこのドラマで味わいました。
　日本語の吹き替えの田中美里、萩原聖人の声や台詞がとても良く、特に田中美里の声は
　澄んでいてかわいく、お気に入りです。
　おば様族が韓国ツアーに行くぐらい夢中になる気持ちが理解できました。
　私もこのドラマを見てファンになりましたから。
　私の場合はペ・ヨンジュンではなく、チェ・ジウの方です。
　ヨン様も、チェ・ジウも来日し、インタビューを受けているＴＶ番組を見ましたが、どちらも背が
　高い事がまず驚きでした。
　そして、チェ・ジウは思っていたよりも声が低かった。
　容姿容貌は本人、声は田中美里が理想的ですね。
　二人とも人生や仕事に対する考え方がとてもしかっりしていて、浮ついたところも無く好青年で、
　将来が楽しみです。
　純愛、プラトニックラブ、いい言葉ですね。
　もう死語になっているかもしれませんが。
　私達の学生時代は、この考えが一般的でしたし、この純愛ドラマで昔を懐かしみ、自分自身の
　姿を思い出させてくれました。
　秋から各テレビ番組で、韓国ドラマが５作品も放映されるようです。
　チェ・ジウ、ペ・ヨンジュン御両人も、別々のドラマで出演です。
　益々、純愛ブームが続くでしょう。　
　ところで、この夏、アナタはどんな恋をしましたか。





性格は変えられないが・・・（２００３．１２．１７）
　１２月の初旬に表千家の相伝式が、京都の光悦寺で行われました。
　今回は唐物です。
　７つのうちの３番目の段階にあたり、先はまだ長い。
　光悦寺で行われるのは２回目となり、残月亭写しの茶室での体験とおいしい料理も味わう
　事ができるので、とても楽しみにしていました。
　これは、茶の湯をやっていてこその喜びです。
　当日は昼の１２時から行われるので、３０分前の１１時３０分に席入りです。
　日帰りが可能なので、家から和服で行き、京都の北大路駅ビル内の片隅で袴をはき、
　タクシーで光悦寺へ向かう予定としました。
　朝４時３０分に起床し、八幡宿駅発５時３６分の電車に
　乗るために、家内に手伝ってもらい和服を着る事に
　しました。
　冬の早朝はまだ暗く、夜の延長みたいです。
　和服は正月やお茶会の時ぐらいしか着ないので、
　着るのに時間がかかります。
　特に帯を締めるのに一苦労です。
　解説書を読みながら手順に従って帯を締めるので、
　時間はかかり、上手くいかず、イライラの連続です。
　以前は帯を締めるのに１時間くらいかかり、遅刻した
　事もありました。 白玉
　今回もあれこれしているうちに時間がどんどん経過し、
　やっと着終わった時には発車時刻の１０分前。
　もう間に合わない。
　こうなったら、千葉駅まで車で急いで駆けつけるしかありません。
　それで、何とか予定の電車に乗る事ができました。
　早朝の電車に、かなりの人が乗っているのには驚きました。
　いるんですね。朝から動いている人が。
　電車に座って、ホッとしたのもつかの間、気づいたのです。
　袴のはき方の解説書を持って来なかった事を。
　さあどうしよう、困った。
　前日、念のために試し着をしましたが、覚えているかどうか自信が全くありません。
　頭の中はもうパニック。
　子供の頃からいつも大事な時にチョンボし、大人になった今でも直らないようです。
　しかしながら、年を重ねると賢くなり、色々と知恵も付き、度胸もでてくるのですね。
　何とかなるだろう。
　出来なかったら自分流の着方でいこう。
　それでいいんじゃないか。
　開き直ったらとても気持ちが楽になり、東京駅までぐっすりと眠れました。







忍者ハットリくんとは　（２００３．０９．１０）
　今から２年ぐらい前に、日経新聞で新型デビューの写真を見つけ、一目で気に入りました。　
　その頃から、今後買い替えるならこれがいいなと、心に決めていました。
　その後、数ヶ月を経て、雑誌でも紹介されたので、早速チェック。
　旧型のデザインはとても好きで、何回か購入を悩んだ事がありました。
　機能に問題があったので、私では自信が持てなく、遠くから眺めているだけでした。
　新型は、機能及び性能に注文をつけるところはなく、エクステリア、インテリアも全て満足の
　いくものです。
　試乗で時速２００キロ近くも出たという記事を読んで、嬉しくなってしまいました。
　そんな訳で、新型を恋人のようにずっと思い焦がれておりました。
　何とかしたいと思っていても、先立つものは何とかで、これが自由になりません。
　手も足も出ず、遠くから思い続ける憧れの君です。
　今年６月に、今まで使用していたものが１１年目を向かえ、寿命も近づいてきました。
　そこで、一大決心をし、とうとう思い切りました。
　買う事に関しては家族の反対意見もあって、難行苦行でしたが憧れの君には勝てませんね。
　やっと手にした時は、子供みたいに喜んでしまいました。
　キビキビと動き、足回りも固いので、頼もしい。
　高速安定でとても安全です。
　意外だったのは、ハイオクを使用する事。
　これがパワーの源のようです。
　大人４人の最小限スペースを確保した思想も好きですが、
　やはりフロントマスクが一番の気に入りです。
　家族から忍者ハットリくんみたいと言われ、そう言えば、
　どこか似ています。
　それよりも、魚のちょうちんあんこうにピッタリだと思うのだ
　けれど、どうでしょうか。






ベッド体操　（２００３．０８．２７）
　友人のSHUUさんが、毎日自宅で３０分間体操をしているという。
　それで慢性の腰痛が治ったとの事。
　私も腰痛の持病があるので、これはいいぞと早速真似てみました。
　それで、毎朝ベッド体操を続けて半年余り。
　ベッド体操と言っても３０数年前にTVの深夜番組でレオタード姿の若い女性がやっていた
　セクシーな体操ではなく、正確には布団の上での体操。
　起き掛けに１５分間ぐらい行います。
　最初は眠くて半分眠った状態で体を動かし、体操しながら徐々に目覚めていきます。
　首の回転運動から始まり、肩廻し、腰のひねり、柔軟体操、腹筋運動、このくらいから
　目が覚めます。
　そして、その直後に行う腰の伸ばし、これがとても気持ちいい。
　最後にひざを着いての腕立て伏せで終了。
　ゆったりとした動きで行い、腰のひねりや腰の伸ばしは５秒～１０秒くらい力を入れて
　止めるということをしています。
　終わった後は冬でも汗ばんでくるので、効果があるかも。
　体操を始めて今のところ腰痛にはならず、すこぶる快調なので、多分効いているのでしょう。
　運動と言えば中学・高校時代は柔道部に入っていたので、
　練習の前に腕立て伏せ、ブリッジ、腹筋運動、うさぎ跳び等を
　よくやらされました。
　真面目にやったお蔭で筋肉質の良い体になり、健康にも
　なりました。
　首や肩、腕、ももにも筋肉がつき、特にももは女性のウエスト
　ぐらいの太さになったので、既製服のサイズが合わず、
　ズボンはいつも特注でした。
　そして、その頃はいくら食べても太らず、５５㎏が最高で、早く
　６０㎏になりたいと切に願っていました。
　今から思うとうそのようですが。 タムラソウ
　大学に入って、運動を止めた途端、体重はエレベーターのごとく上昇していきました。
　今は減量に励んでいます。
　通勤ウォーキングやベッド体操で、体力や健康を維持し、いつも快調の状態で、自他ともに
　喜べる設計を続けたいと願っています。






再びこっちゃん　（２００３．０６．１２）
　ＴＶのコマーシャルで犬のくぅーちゃんを見る度に、８ヶ月前に１８歳と３ヶ月で亡くなった
　愛犬のこっちゃんを思い出します。
　顔がくぅーちゃんとよく似ていてかわいく、体型は柴犬ぐらいの白い雑種犬でした。
　最近は家族間でも懐かしく話もできるようになりましたが、亡くなった当時は、女性陣が
　ロストペット症候群なるものにかかり、心配の種でした。
　最後は女房の腕の中で息を引き取ったので、双方共悔いは残らないはずでしたが。
　犬と言えども家族みたいなものでしたので、残った私達はやはり寂しさが身にしみました。
　もう犬は飼わないぞと思っていましたが、最近は通勤途中で江戸川提を散歩している犬に
　出会うと、また飼いたいなと思ってしまいます。
　犬って本当にかわいい。
　数ヶ月前に事務所のＨＰを見ていただいた方から、
　突然に増築の設計依頼を受けました。
　ＨＰの中の雑話でのこっちゃんの話を読んで、犬を
　想う気持ちがわかってくれそうだからという事からの
　依頼でした。　
　依頼者は、捨て犬をかわいそうだからと飼い始めた
　けれど、吠えて近所迷惑になり苦情も出てきたので、
　犬のための空間を作りたいという事でした。
　犬小屋を作るのでなく、居間に続くサンルームみたいな部屋を希望されました。
　それで、４．５帖ぐらいの面積で、通風・採光が十分に満たされた立派な部屋を設計しました。
　広いサンデッキも設けてあります。
　完成後、建て主さんにも犬にも大変喜んでいただき、「夜は一緒に寝ています」という、弾んだ
　声で電話をいただき、私もとても嬉しくなりました。
　これは、愛犬こっちゃんのおかげです。







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