三角形の家  T  邸 所 在 地 東京都中野区
構   造 木造3階建 施  工 (株)ダイケイホーム
敷地面積 18.50坪 撮  影 FAS工房
延床面積 23.79坪



河川側の外観
緑豊かな植栽や水鳥も見られ、都心に居ながらも自然の豊かさを享受する環境。
三角形の建物の角となるスペースを、テラスやバルコニーとして利用している。
外壁の角は、接続させずに2枚の外壁を梁で結んだ形として外観上の変化をつけている。

遊歩道から見た外観

梁や斜めの外壁によって外観に変化を与え、また建物周りは緑を植えることで、道行く人の目を楽しませる。

バルコニーは、河川側は景色を眺められるよう手スリで開放し、北側は手スリ壁で囲ってプライバシーを保つ配慮をした。


居間より階段・食堂・台所を見る
2階はワンルームとして広い空間を確保している。
階段を昇り降りしながら、外の景色を楽しめるようなプランとした。
台所との仕切り壁には、エコカラットを使用。台所に立って窓から河川が眺められる。


居間
天井までの大きな開口により開放感がある。天井高さは2,400mm。
出窓は人が集まる際にベンチとしても使える高さとし、手スリも設けている。
壁のスリットから階段を見る
階段の仕切り壁にスリットを設け、階段のササラが切り取られて見える。

階段を使う際の圧迫感もなく、室内から視線も通るので効果は大きい。


3階廊下より階段の吹抜を見る
3階の踊り場にも、窓から遠方の景色を楽しめる場を作った。


寝室より屋根裏を見上げる

寝室は勾配天井として天井を高くとり、空間が広く感じる。

左側の階段を上ると、屋根裏となっており、寝室とは開口でつながっている。
右側の引き戸は水廻りで、正面の引違い戸は洋服入。


屋根裏
屋根裏の奥を見たところ。約5帖強の空間があり、書斎スペースにもなり得る。
窓は河川側に設けており、通風にも配慮している。


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