| 岐阜の二世帯住宅 | Ｓ・Ｉ 邸 | 所 在 地 | 岐阜県各務原市 | |||
| 構 造 | 地階:RC造 地上２階:木造 | 施 工 | 伊神建設 | |||
| 敷地面積 | ３０．６３坪 | 撮 影 | 伊神建設・ＦＡＳ工房 | |||
| 延床面積 | ４５．５９坪 |
外観 地階はＲＣ造でコンクリート打放し仕上げ。
自動車２台分のスペースとしている。
１・２階は木造で外壁はガルバリウム鋼板の黒とし、シンプルな外観。
右側が玄関へのアプローチとなっている。
道路側の外観 ２階の食堂のスクエア窓をポイントとし、室内から外の景色が楽しめる。 南側を開放的にすることで、室内全体へ陽光と通風を取り入れている。
玄関よりホールを見上げる 上部の２階廊下を透明ガラスとスノコ仕上げとすることで、吹抜けのような空間となり、１階へ陽光が降り注ぐ。
玄関を境にして左右に親子の寝室を分けている。
床材はナラフローリングOSM塗、壁・天井はしっくい塗仕上げ。
東側寝室 ホールと隣接する東側寝室は、１階の床レベルよりも下がっている。
そのため、天井を高くとり、吹抜け風の空間ができた。
室内の階段から屋根裏へ上がることができる。右手奥はクロゼット。
東側寝室の屋根裏より見下げ 天井高は約2,150〜3,500mm。
床のレベル変化と吹抜け風の天井により、視覚的にも変化に富んだ寝室となった。
縦空間を工夫することで、利便性・機能性だけではなく、生活に楽しさがプラスされる。
東側寝室の屋根裏 屋根裏は寝室を囲むように広い空間となっている。 左側の建具を開けると玄関ホールとつながり、収納でもＤＥＮでも使用できるよう、採光・通風 も十分確保。
東側寝室の屋根裏より玄関ホールを見る 建具を開けると玄関ホールの気配を感じることができ、さらにホールを介して西側寝室とも つながっている。 ベンチに腰掛けるとちょうど良く、書斎のような空間となる。
西側寝室 道路に面したバルコニーの大きな開口からは、十分な採光・通風が確保でき、明るい寝室 となった。机と本棚を作り付けとしている。
２階 和室より居間・食堂を見る 和室と居間・食堂は階段を介して一体としても使用でき、程良い距離感となっている。 居間・食堂は天井を高くして梁をあらわし、床材と同色で塗装している。
台所より居間・バルコニーを見る 南に面する居間・食堂は、家族の集う空間として広がりを持たせ、奥の和室まで見渡せる。 バルコニーは食堂の延長として、室内のように感じる空間作りとした。 食堂からバルコニーへのサッシはスライドサッシを使用し、２枚分の幅を開放することができる。
居間より和室を見る 和室は３枚引き込み障子で軽く分割し、家族のための茶の間、来客のための団らんスペース、 琴の教室として、多様に使える。左は子供室。
子供室より廊下・和室を見る 子供室からガラスの框戸により居間や和室の様子が見える。廊下の上部はトップライトにより明るさを確保している。
和室の３枚障子を開けるとオープンな空間となり、家族の気配が感じられる場所となる。
２階廊下 スノコと透明ガラス仕上げによる廊下であり、南面の明るい光が階下まで届いている。
１階玄関・ホールとのつながりも生まれ、縦空間の広がりが感じられる。
バルコニー 食堂との床材と同じにすることで、室内の延長のような雰囲気となる。
バルコニーの外廻りを背が隠れる高さまで囲い、隣家の視線を遮りつつ、窓や開口を設けて南側の明るさと通風を確保。
| ←前の作品に戻る | 次の作品に進む→ |
| ＴＯＰ | メッセージ | ＮＥＷＳ | 作品紹介 | 設計・監理 の流れ |
工事の流れ （実例） |
事務所案内 |  の雑話 |
